概要・指導方針

【幼児】 ヴィーナス杯 2018.02.25.

◆ヴィーナス杯
田調 vs 東根 0-4
田調 vs 自由が丘 1-6 しょうた

優秀選手:ほだか(賞状と盾をいただきました!)

◆フレンドリーマッチ
田調 vs 東根 3-0 しょうた×3
田調 vs 自由が丘 0-3


◆和人コーチのコメント
年長のみんな、今日も楽しくサッカーできましたか?
ちょっと悔しかったですね。
でも、みんな一生懸命ボールを追いかけゴールに向かって
とても頑張っていたと思います。

今日コーチがうれしかったことは、「こんなプレーができたよ!」と
いろんな子が教えてくれたことです。
また「こんなことしたらいいんじゃない?」ということを
コーチや仲間に教えてくれる子もたくさんいました。
とても素晴らしいことだと思います。

一方で、ちょっと残念で、少し考えてほしいことがあります。
今日の試合は相手に点を決められてしまうことが多かったので、
「なにやってるんだよ!」という声が
特に試合を見ている子から何度も出ていた場面がありました。
その場で、コーチから質問しましたが、自分がミスをした時に、
「なにやっているんだよ!」といわれてうれしいですか?
逆に仲間からどんな声をかけてもらえると、
次も頑張ろうという気持ちになれるかな?
ぜひ考えてみて下さい!


◆保護者の皆様へ
連日の試合となりましたが、本日もありがとうございました。

試合途中に、「指示はやめましょう」ということを
お伝えさせていただきましたが
きちんと説明できていませんでしたので、
なぜかをこちらでお伝えさせていただきたく思います。
ちょっと長くなります、すいません。。。


子どもたちには、失敗も含めて自分で考えてプレーする
ということから多くを学んでほしいと考えています。
上にある子供たちへのメッセージと近いですが
「なにやってるんだ」「なんでできないの」
「こうしなさい!」ということを親が発信すると、
子供たちは「自分がやったことはダメなんだ。」
もしくは、「失敗したら怒られる。」と
受け取る可能性があるかと思います。

子どもたちがそのモードに入ってしまうと、
彼らは萎縮してしまい、
失敗を恐れチャレンジができなくなります。

今日の試合、GKからのスローの場面での失点が多くみられました。
何度か繰り返す中で、
彼らの同士がルールや考えたことを教えあう姿が見られたこと。
周りの子供が動きを変えることで、
キーパーからのボールが通る場面が出てきたこと。
それがGKが変わった他の試合でも見られたこと。
彼ら自身の試行錯誤により、だいぶプレーが変わっていました。

また、キックインの際のプレーも試合中で大きく変わっていました。
最初は、キックインの際にパスを横に出しており、
それを相手にカットされて失点というシーンが
多く見受けられました。
こちらも、色々なことを試していましたが、
相手陣地でボールを受ける子が現れ、
一度大きなチャンスができたことをきっかけに、
その後は似たような狙いでチャンスやゴールを作っていました。

これらは彼ら自身が見つけた大きな気づきだと思います。
もちろん、大人の指示でいいプレーが生まれて、
子供の自信になることもあります。
ただ、コーチや保護者がどこに投げろ!どこに走れ!ということよりも、
深い理解や状況に合わせたプレーを
自分たちがしていけるようになると思います。

ルールなど考えてもわからないことは、教えてあげる必要がありますし、
ルールを理解していなそうな時は、声をかけさせてもらいます。
ただ、そのルールをどう解釈し、プレーに活かすか、
どんどんチャレンジしてほしいですし、
こうした気付きを得れるヒントを僕らからどんどん投げかけ
考えていってもらいたいと思っています。

日本サッカー協会からもこのような発信がされています。
http://www.jfa.jp/youth_development/players_first/pdf/poster01.pdf

本日の試合の中でも、こうした気付きやプレーの変化に対して
大きな声援や拍手をいただいていたこと非常にうれしかったです。
また、このような投げかけをしていらっしゃる
保護者の方々も見受けられ、大変にありがたく思っております。

幼児部も残り1か月。
今日は少し残念な結果ではありましたが、いつもの笑顔と悔し涙、みんなのたくましさを感じた試合でした。



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