【スカイ】大田区リーグ 2024.05.12.
大田区リーグ
第2節 六郷グラウンド
VS東一FC ホワイト 2-1 いつき2
VS下丸子SSC ホワイト 1-0 いつき
<試合の振り返り>
○良かった点
・試合に勝てたこと。
・特に中盤の選手から相手の背後へのパスが狙えており、そこからの得点シーンがあったこと。
○反省点
1.簡単に足を出して抜かれているシーンがよく見られたこと。
2.パスの質、トラップの質が悪く、雑だった。
3.バックの選手のラインが低い
○改善点
1.まず、足を出して抜かれるのは何がいけないか。
理由
①足を出したタイミングで相手に交わされているため、抜かれた後に追いかけにいくのが遅れる。
②周りの選手が戻ってくる時間を確保できない。
もし足を出してボールを奪えたなら、早いタイミングでボールを奪えているのでいいよね。ただ、足を出した時相手に逆を突かれて一瞬で抜き去られてしまったら、場合によってはあっという間に相手はゴール前に行けてしまいます。
そのため、チャレンジしていい(1発でいっても良い)シーンなのか、遅らせなければいけないのか判断しなければいけないです。
絶対ボールを奪える自信があったり、後ろにカバーがいる場合、だったら、1発で飛び込むような激しめの守備をしてもいいかもしれないね。
では、後ろにカバーがいない、全体が戻れていない、足元が上手い選手だった場合はどうかな。1発で飛び込んで守備しにいくのと、じっと待って味方を待つの、どちらの方が安全な守備かな?
その判断を、瞬時に判断しなければいけないのです。対人した時、この場面は強くあたりにいっていいのか or ディレイさせなければいけないのか状況によって的確な判断ができると良いね。(プロの試合を見たらすごく分かりやすいよ!)
2.これはずっと課題だね。
パスの質、トラップの質がどちらが高いかで大きく勝敗を分けるとコーチは思います。強いチームはやはりパスの質やトラップの質が高い。
ボールを止める・蹴るは毎回の基礎練で必ずやることだよね。毎回練習の20分くらい、その時間を確保しています。基礎練だけは毎回必ずやるよね。
練習時間の1/4くらい基礎練の時間を取っているのは、基礎練がそれだけ重要だからです。
基礎練は中学生、高校生になってもやります。みんなにも言ったと思うけど、この前、日本代表のアップを見ていたら日本代表でさえ、みんながいつもやってるメニューと同じメニューをやっていました。日本のトップ選手になっても基礎練を練習する。しかもその練習内容はいつもみんながやっているメニューと同じこと。小学生ができる凄い簡単なメニューなのに、代表選手でも練習するということは、基礎練がどれだけ大事なメニューなのかが分かるよね。
パスやトラップが上手い選手は基礎練を人よりも真剣にやってきた選手だとコーチは思います。
いつも「なんとなく」やっている基礎練を、「質にこだわって」やろう。
3. バックの選手のラインが低いと、まずオフサイドが取れません。それはみんなわかるよね。
ただ、それだけではありません。
バックのラインが低いと間伸び(ディフェンスと中盤の選手の間の空間が広いこと)します。
バックの選手と中盤の選手の間にぽっかりと穴が空いてしまっているような状態です。この空いた穴は、相手に自由なスペースをあげているのと同じです。
そのフリーなスペースで相手にボールを持たれたらディフェンスは相手との距離が遠いため素早くプレスに行けないよね。バックのラインが低いとオフサイドが取れないだけではなく、相手に自由なスペースを空けてしまうのです。
だから、自分たちが攻めてるうちにできる限りラインを上げて中盤の選手との隙間を狭くして、相手にボールを奪われた時に相手が攻めずらい状況を作らないといけないのです。
どのタイミングでどのくらいラインを上げるかというのを今後は練習して覚えていこう。
まとめ
今日の試合は、初勝利。そして2連勝できたのが良かったね。
ただ、改善していかなければいけない課題はたくさんあります。
改善しなければいけないことを来週以降練習していこう。
また、キャプテンになる選手。まだコーチは出てきていないと思います。早く出てきてくれ〜!
試合以外の面でも改善しなければいけないことたくさんあったね。試合の準備ができていなくて相手を待たせてしまったり、移動や集まりが遅かったり、シュート練を始めるのが遅かったり…、沢山あります。
挨拶は途中からできる選手が増えて、2試合目の最後なんかは相手のベンチに行って挨拶できていて、その日のうちにすぐに改善できていたのは素晴らしかったよ!
みんなはすぐ改善できるという力を持っているから、試合面でも試合以外の面でもどんどん改善していこう!
保護者の皆様
先週に続き、今週も応援・サポートありがとうございました。
初勝利、そして2連勝できました!
少しづつですがチームは強くなっており、選手たち一人一人も成長しています!引き続き応援・サポートを宜しくお願いいたします!
井上景登